シャツの衿デザイン

顔のすぐ近く首元で印象を左右するシャツの衿デザイン

・自分に似合うシャツ衿を見つけたい
・ネクタイの結び方、結び目にあったシャツ衿を選びたい
・ノーネクタイでもだらしなく見えないシャツ衿が理想

などなどオーダーを選ぶ理由はさまざまですが、季節に合わせた生地選びとともに、シャツ衿のデザインについても自分にぴったりなものを見つける価値がきっとあるはずです。

メンズ・オーダーシャツでは選べる衿デザインは約70種類

今回はその中からいくつかご紹介します。
これからの季節に気になるノーネクタイ時の見え方も合わせて画像を用意しましたので、オーダー時の参考になれば幸いです。

今回ご紹介のカラー(衿)デザイン一覧

セミワイド カラー

衿腰が高く存在感があるシャツ衿はハイカラーなどと呼ばれドレス度が高いものされます。『セミワイドカラー』は適度に存在感ある衿のボリューム、中庸でドレッシーな印象。

ワイド カラー

『ワイドカラー』英国王エドワード8世(ウインザー公)にちなんでついた名称は別名“ウインザーカラー”ネクタイの結びが大き目になる“ウインザーノット”と合わせた組み合わせも有名。

ユーロワイド カラー

『ワイドカラー』のデザインバリエーション。同じ衿開きの角度で衿先寸法を少し長くし、台衿ボタンのすぐ上で左右の羽衿が交わる交点に開きがない特徴を持つ。

ホリゾンタル カラー

ワイドカラーよりさらに広角に開いた衿。タイドアップでもノータイでもしっかりとジャケットVゾーンに衿先が隠れる。衿先の長さも十分でドレッシーな印象。カジュアルシャツ仕立てでの選択肢としても良し。

カッタウェイ カラー

衿デザインの中で最も広角に開いた衿先。衿先は肩に向かって伸び、衿ボリュームはコンパクトに見える。

スチュアートレギュラー カラー

標準的な衿デザインとして古くから親しまれる。別名:プレーンカラー。タイドアップでは結び目の小さなプレーンノットがおすすめだが、通常のレギュラーカラーよりわずかに衿が開き衿先は8㎝となっている。レギュラーカラーのバリエーションとして。

ロングレギュラー カラー

標準的な衿デザインとして古くから親しまれる。別名:プレーンカラー。タイドアップでは結び目の小さなプレーンノットがおすすめ。角度は閉じぎみで衿先が8.6㎝の長めとなった“ロングレギュラー”はカラーピンなどとの相性も良い。

ドレスボタンダウン カラー

アイビールックなどのスポーティなシャツデザイン。ノーネクタイ時に着るシャツとして定着、美しくロールした衿先の長さ良し。フォーマルシャツとしては不向き。

ラウンドタブ カラー

タイドアップ時、タブの上にネクタイを通すことでネクタイが持ち上げられエレガントな装いを実現する“タブカラー”。 ラウンドした衿先がさらにクラシックムードを高めてくれる。